大掃除をする12月に多発し、入院が必要なケースも目立った。60歳以上の人が救急搬送されるケースが多く、同庁は「年齢や個々の体力を勘案し、無理な作業は控えてほしい」などとしている。
東京消防庁管内で2017年までの5年間に3772人が救急搬送された。
大掃除をすることが多い12月に突出し、ほかの月と比べて救急搬送される人が倍増していた。
年代別では60歳代と70歳代だけで全体の4割を占めた。また、全体の4割が入院の必要がある「中等症以上」と診断され、3人が亡くなり、23人が重篤(生命の危険が切迫している状態)となっていた。掃除中に転んで負傷するケースが39%と最も多く、次いで、転落する事故が26.6%、ぶつかる事故が8.6%、などの順。「自宅でトイレ掃除中に、かがんだ際に前のめりに転倒し頭頂部を受傷した」(80代、中等症)、「自宅居室内でエアコンの掃除をしようと段差にのぼった際にバランスを崩して転落し、右手首と腰部を受傷した」(70代、中等症)などの事例が起きていた。
同庁は事故防止のポイントとして▽安定した足場を選ぶ▽降りる際は足を踏み外さないよう十分注意する▽滑りやすい場所での掃除は転倒に注意する▽機器類の掃除は手袋を着用する――などをあげた。洗剤の混合使用による有毒ガス事故も起きていて、使用前に容器の注意書きを必ず確認するよう呼びかけた。
高い所の掃除は無理をせずに
掃除に集中すると「あれも・これも」気になります。特に高い場所、普段掃除ができない分、無理してでも
キレイにしたいと思うはずです。
しかしながら、踏み台や脚立など普段から使用していないと「軽いめまい」「立ちくらみ」など起こす可能性があります。
私も脚立作業を行いますが、久しぶりだと「足がつった」「立ちくらみ」など起こすことがあります。
仮に作業できたとしても後に「ふくらはぎの痛み」など発生します。
脚立作業は足に緊張状態が続き、思いの外後で疲れや痛みが出ます。
対策として安定した踏み台で。足が全面乗る仕様であることが重要です。
できれば無理をしないで高い所の掃除は業者に任せたほうが無難です。
キレイにしたい気持ちは重々承知していますが、ご参考まで報告いたします。